借金やローンをする側としては、最初は「このくらいの金額ならすぐに返せるだろう」といった程度の認識で気軽に借金します。
そして、一件の金融業者から借金をすると、同様の理屈で他の金融業者からも同じように借金しはじめるものです。
けれども、暫くすると利息だけでも毎月返済することが厳しくなってきます。
そして、ついには借金の返済にあてるために、べつの金融業者で高金利の借金を作ったりします。
こうなると、完全に「借金の自転車操業」状態になり、直ぐに「雪だるま式」に借金がふくれ上がり始めます。
借金地獄の始まりです。
暫くは頑張って返済しますが、既に「多重債務」におちいっています。
親や親戚、友人に借金できるうちは未だ何とかなるかも知れませんが、それでも早く手を打たないとまったく返済ができなくなる可能性が高いです。
この借金地獄に陥ってしまうカラクリの根本には、一年間の金利=「年利」の仕組みが一般の人にはわかりにくいのが起因しています。
そういった意味でも、借金やローンの前に金利のカラクリについて、しっかり勉強する必要があるでしょう。
「一万円借りて一ヶ月にわずか1000円」と聞いて、どう思いますか?
「一万円借りて一ヶ月にわずか1000円」の金利と聞くと、「毎月1000円づつくらいなら返せるだろう」と思うかも知れません。
ところが、これは年利に直すと120%の金利となるのです。
つまり、単純計算で「一年間に1万2000円の金利」を返済することになります。
例えば、何かの事情で返済が滞ってしまい一年間元金の1万円をそのまま借り続けていたら、年120%の金利ですから、合計2万2000円になってしまいます。
普通に考えると年120%の金利というのは法律で許されていませんが、法律を無視して貸し付ける金融業者、俗にいうヤミ金融などは、借金返済のためなどの資金繰りに困っている人を狙って、このような暴利で貸し付けるのです。
借金地獄に陥ってしまうのもうなずけますね。